塗装替え工事は高い買い物です
後悔しないコストパフォーマンスの高い塗り替えのカギについてお話しします
塗装工事の費用の内訳
- 仮設足場
- 養生シート
- 高圧洗浄
- 下地調整費
- 塗料費
- 人件費
- 諸経費
塗り替えには、塗料の費用だけでなく、足場を組み養生し実際に塗装する職人の人件費が加わり、それが塗り替え費用のかなりを占めます。
ということは、塗り替えまでの期間が伸ばせるなら、つまり耐久性の高い塗料を選択するなら、結局はお得ということになります。
これは価格の違いだけでなく、仕上がりと耐久性を左右する大きな要素になります
その1 :耐久性の高い塗料選び
塗料には様々な種類があり、耐久性や耐候性そして価格が変わってきます。
主な塗料
シリコン塗料
耐久性は7~15年で、現在の主流です。性能と価格のバランスが取れた塗料です
ラジカル塗料
次世代の人気は耐用年数8~16年の「ラジカル塗料」です。
耐用年数がシリコン塗料より長く、費用があまり変わらないことから選ぶ人が増えています。
マツオ塗装では、日本ペイントの「パーフェクトトップ」を使っています。
フッ素樹脂塗料
信頼ある塗料で耐用年数12~20年と高耐久ですが、価格が高めになります。
遮熱塗料
断熱性のある塗料は暑い夏には室内の冷気を保持し、寒い冬には室内の温度を逃がさない役割を果たしてくれます。
アステックペイントの遮熱塗料、日進産業の断熱塗料「ガイナ」などをお選びいただけます。
弾性塗料
塗膜に弾性があることでモルタル外壁の小さなキズを覆うように一緒に伸びる塗料です。
外壁が割れた部分から雨や水の侵入を防ぐことができます。
その2 :耐久性を伸ばすための下地調整
たとえば・・・汚れた壁をきれいにするだけだったら、上から新しい塗料で仕上げれば、当面の目的は達成されます。
でも苔やカビが付いていたり、ひび割れが入っていたらどうでしょうか?
塗装は下地調整で決まります
表面に出ない部分なので、手抜きの行われ易い工程ですが、この作業の出来が、後の仕上がりに大いに影響します。
どの程度の下地調整が必要かによって、価格は変わります。
そしてこれは実際に現場を見せていただかなければ分かりません。
そういうわけで、正式なお値段は、実際に現場を見、下地を確認し、実測し、お見積させて頂きます。
まとめ
後悔しない外壁塗装替え工事のコツは、まとめるとこうなります
- 適切な下地調整
- 旧塗膜に対応する適切な塗料の選択、できれば耐久性の高い塗料を選ぶこと
- 仕様通りの工程をきちんと行う、信頼できる職人の作業
特に初回のメンテナンス時期はとても大切です。
すでに壁がボロボロになってしまったあとでは、塗料の効果や性能が現れにくくなるからです。
適切な時期な時期に、速やかなメンテナンスをおすすめします。
そして、おそらく10年間は、その工事の結果という現実と付き合って行かなければなりません。
だからこそ、価格だけに惑わされないで下さい!